批判を受けて感じたこと。
ブログを書くのは久方ぶりです。
皆様のおかげで、仕事をしたり漫画を描いたり、とても忙しい日々を過ごしております。
ブログではお伝えしていませんでしたが、ヤングエースUPさんで連載が始まっております。
読んでくださっている皆様、 応援ボタンなどを押してくださっている皆様、本当にありがとうございます。
「ヤング」でも「エース」でもない私が、ヤングエースUPさんで連載させていただけるとは、恐れ多くていつも緊張して「本当にこの漫画を載せていただいていいのだろうか…。」と不安だらけの毎日です。
いつも悩みながら漫画を描いています。
そしてやはり、昔を思い出し涙が出てきます。
今回公開された第3話は、描くのが最も苦しい回でした。
noteで連載していた「緩やかな始まりの終わり」という漫画の再構成です。
ラスト付近の「見て見ぬふりをしていた自分」を描くのが大変苦しく、途中で投げ出していた漫画でした。
やっと描き上げることができました。
描き上げることができたのは、応援してくださっている皆様のおかげだと思っております、ありがとうございます。
そしてこの「緩やかな始まりの終わり」をはてなブログへ「大切な人を亡くした時、どうやって立ち直ればよいのだろうか」というタイトルで再投稿した際、ブックマークコメントにて沢山の方々にブッ叩かれました。
変な言い方になってしまいますが
「やっと…やっと…批判をされた、やっと「オマエが悪い」「オマエがおかしい」と言ってくれた…」
そう思う自分がいました。
この第3話の最後に描いてある通り、私の周りの人たちは優しいのです。
みんな私を気遣って、誰も私を責めてはくれなかったのです。
人の死を「なんだそれウケる~」と軽く扱っていた自分。
おばあちゃんの話をろくに聞かず、無視して部屋にこもっていた自分。
おばあちゃんの異変に気が付いていたのに、見て見ぬふりをしていた自分。
全て、叩かれて当然です。
「批判」や「ぶっ叩かれた」と描きましたが、正論です。
顔の見えない知らない相手だと容赦なく物事を言える。
これこそ正に正論だと思い、私は勝手に裁かれた気になっていました。
ずっと誰かに昔のクソ人間だった自分を批判してほしいと思っていました。
「緩やかな始まりの終わり」にブックマークコメントで正論を言ってくださった方々、本当にありがとうございます、全て読ませていただいてます。
気が付けば「緩やかな始まりの終わり」の投稿から、3年もの月日が流れていたのですね。
時の流れの早さに驚いています。
これからも間違っていることは容赦なく言ってください。
どうか、よろしくお願いします。
すっかり昼間は半袖でも過ごせる季節になりました。
半袖で過ごせる身軽さに、心も少し軽くなった気がしています。
今年は忙しく、あいにくお花見には行けませんでしたが、散歩がてら真夜中に近くの公園の桜を見てきました。
漫画、頑張ります。
~最近の出来事~
デスクワークが続いているので、あまり外へ出ていません。
ずっと家にいるので、目新しいご報告もないのですが、作業中に音楽を聴いています。
最近よく聴いているのはSUKISHAさんです。
トラックがとてもかっこよく、歌声が真っ直ぐで好きです。
kiki vivi lilyさんとSUKISHAさんのRainbow Town
こちらもとてもかっこいいです。
田舎に住んでいますが、このRainbow Townを聴くと
こんな気持ちになります。
単行本「祖母の髪を切った日」発売中です。
よろしくお願いします。
おしまい