身近な人が亡くなるということ
死に対する恐怖心
突然ですが「死」が怖いです。
どれだけお金を持ってようが、貧乏だろうが、いい人も悪い人も、みんな平等に訪れる「死」が怖いです。
それは思春期の頃から始まりました。
思春期あるあるだと思います。
寝る前に漠然と「死」に対する不安が襲ってきて
夜中に飛び起き、ポエムめいた文章を書いては
次の日の自分をきしょく悪がらせるほど、「死」というものはなんなのか?
死んだらどうなるのか?
人は死ぬと21グラム軽くなり、それは魂の重さだという説があるが、ただ体内の水分が蒸発しただけなのではないのか?
死ぬってなんなんだ!!死ぬのが怖い!!勘弁してくれ!!
…という事を考えては結局、答えの出ない迷宮をさまよっていました。
人の死はフィクションの世界でしかなかった
名前は知っているけど交流がなかった人の死は全く実感のないもので、この時もどこか自分には関係ないフィクションの世界の出来事のような気がしていました。
毎日顔を合わす私を育ててくれたごく身近な人が亡くなるまでは、人の死がどれだけ重いものなのか、この時は何も分かっていませんでした。
フィクションの世界の死を見て、分かっているような気持ちになっていただけでした。
身近な人の突然の死
晩年のおばあちゃんはとても穏やかでした。
認知症になってから怒りっぽくなり、どんどん性格も変わっていきましたが、最後はとても穏やかでした。
おばあちゃんとの最後の会話は今でも忘れられません。
それから数年後の今
これは、つい最近の出来事です。
先輩のこの言葉で気が付きました。
そう思えるようになりました。
もうすぐお盆ですね。
残暑厳しいですが、健康に気を付けて乗り切っていきましょう。
単行本「祖母の髪を切った日」発売中です。
よろしくお願いします。