しかばね先生の日常ブログ

しかばね先生(死かばね先生)の日常マンガブログ 連絡先→ shikabanec@gmail.com

介護

祖母との思い出が遠くなってゆく。

先日、祖母の命日だった。 祖母の命日が近づくと、父は毎年電話をくれる。 iPhoneのデフォルトで入っている着信音のマリンバ。 明るくて少しマヌケな音。 その音を聴くと何故か脳内で忍者が走っているイメージが浮かんで来る。 父の一言目は、決まって「元気…

6月の憂鬱

梅雨に入り、気分が憂鬱です。 憂鬱な原因はこれです。 今は連載漫画も最終回まで描き上げ、7月4日発売のヤングエースへ掲載予定の読み切りも描き終わり、あの忙しかった日々は幻だったのかもしれないと思う程ヒマになり、すっかり気が抜けています。 「祖…

身近な人が亡くなるということ

死に対する恐怖心 突然ですが「死」が怖いです。 どれだけお金を持ってようが、貧乏だろうが、いい人も悪い人も、みんな平等に訪れる「死」が怖いです。 それは思春期の頃から始まりました。 思春期あるあるだと思います。 寝る前に漠然と「死」に対する不安…

父について

はじめに 今日は父の話をします。 その前に、この記事に出てくる「毒親」という言葉についての説明をします。 毒親とは? 読んで字のごとく、子どもに対して「毒」になるような「親」のことです。 もっと詳しく知りたい方はウィキペディアをどうぞ 毒親 - Wi…

認知症サポーター講座で紹介していただくことになりました

// Twitterで上げた「伯母が教えてくれたこと」の漫画を、認知症サポーター講座にて、中学生にご紹介したいというお問い合わせを頂きました。 まとめサイトが個人的に大嫌いなので、(理由はこちらをクリック)まとめサイトやバイラルメディアへは全面的に許…

漫画に描けないこと

// お昼に更新ですが、このブログ記事には、弄便、排せつ等の文章が出てきます。 お食事時に読む事はおすすめできません。 Twitterで描いた漫画「伯母が教えてくれたこと」へ沢山の反響、ありがとうございました。 この漫画は祖母の認知症がまだ軽い時の出来…

介護中に役に立った本の話

正月休みに実家へ帰ってきた。 実家は祖母との思い出が詰まりすぎて、今にも「おかえんなさ~い」というおっとりとした声が聞こえてきそうで誰もいないのに「ただいま」と声を出した。 引っ越しの際に運びきれなかった服や漫画を段ボールに入れ、今住んでい…